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開花期と日本人・明治村 [愛知県を散策]

聖ヨハネ教会堂.jpg
「まことに小さな国が、開花期を迎えようとしている・・・」以前、NHKで放送された「坂の上の雲」のオープニング・ナレーションです。現在を生きている私達にとって明治期に学ぶ事は多いと思います。時代が様変わりした、それらの遺産に出会うべく明治村を訪れました。まずは村内の1丁目に当たる「聖ヨハネ教会堂」へと足を進めました。
西郷従道邸.jpgノリタケ洋食器.jpg
西郷隆盛の弟に当たる「西郷従道邸」です。当時の日本家屋といえば木造の瓦葺きですから、これらの洋館には驚いたのではないでしょうか。内部に展示されている洋食器は「ノリタケ」製でした。今では日本の陶磁器は海外でも有名ブランドですよね。
札幌電話交換局.jpgレトロ電話機.jpg
2丁目の札幌電話交換局にやって来ました。内部には交換局に加え、過去の電話機が展示されていました。(懐かしい黒電話だ~)と思い見ていると、後ろの家族連れ「お父さん、この電話どうやって使うの??」と尋ねていました。時代を感じる一言デス!!
帝国ホテル.jpg中央玄関内.jpg
最後となりました5丁目には、石造りの帝国ホテル中央玄関が移築されています。外観の建築様式に加え内部にも彫刻が施されていました。明治時代とは、急速に外国のあらゆる様式を取り入れ吸収した時代でもありました。ただ、その時の人々は"日本人らしさ"を失うことなく組み入れ独自に発展させて来たのではないかと思いました。
~終わり。。。
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静かな街風景・東山散策 [京都府を散策]

豊国神社.jpg
朝晩の涼しさと、早まる日没に秋を感じるこの頃でございます。本来ですと、からっとした秋晴れの中での散策が絶好の季節なのですが、平年を上回る気温が続いています。という事で、暑さを感じつつ京都散策に出掛けて来ました。まずは豊国神社へ!!
唐門.jpg安井金毘羅.jpg
今回は東山の主要観光スポットを離れての"もう一つの京都"がテーマです。豊国神社の唐門は当時の豊臣家の繁栄を伝える豪華な造りでした。東大路沿いの、縁切りで知られている安井金毘羅は"縁切り縁結び碑"が修学旅行生で賑わっていました。
石塀小路①.jpg石塀小路②.jpg
高台寺前ねねの道から石塀小路を目指します。通常、多くの観光客は高台寺や岡崎公園を目指すのですが、石塀小路は京都らしい佇まいが今でも残っています。昔ながらの旅館や料亭が並び、時にはテレビドラマの撮影スポットにもなっています。
御影堂.jpg青紅葉.jpg
岡崎公園を抜けて知恩院にやって来ました。平成の大修理中の国宝「御影堂」は外観は終了し、来年の春に落慶法要が行われるようです。参拝を済ませ静かな境内から黒門を抜けると青紅葉を見つけました。季節は秋へ、移ろいを感じる瞬間でした。
~終わり。。。
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招き猫と散歩道・常滑市 [愛知県を散策]

常滑駅前.jpg
「暑さ寒さも彼岸まで・・・」と言われますが、昨今の気温は平年よりやや高めの気温推移を示しているようです。おまけに台風のシーズンはこれからですから、心配の絶えない秋でもあります。少々落ち着いた天気の中、常滑市に出掛けて来ました。
スタート.jpg土管の塀.jpg
駅から常滑市陶磁器会館を訪れ「やきもの散歩道」コースの散策です。例年ですと夏場に訪れていたのですが熱い時期を避けて、この時期を選びましたがが~「まだ暑いデス!!」。先の散策路では土管が並ぶ塀に光の反射が熱く感じられる状態でした。
窯の煙突.jpg土管坂風景.jpg
起伏のある坂道を歩いて行くと登窯の煙突が見えて来ました。今では使われていない煙突ですが、当時はこの倍の高さはあったのだろうと思います。散策路では、ちょっと有名な「土管坂」、坂から常滑の街を望むと、歴史や時代の変化を感じます。
ギャラリー.jpg招き猫たち.jpg
散策路の南端の登窯広場を折り返すと周囲には多くの焼物工房が現れてきます。店先には食器類を始め多くの置物(特に招き猫たち・・・)が並んでいました。そんな工房での"お気に入り探し"も、やきもの散歩道の楽しみ方なのかもしれません。
~終わり。。。
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