彼岸花の咲く頃・里山散策

台風一過というと抜ける様な青空を想像しますが、台風１４号が過ぎ去った空は、どんよりとした曇り空でした。この時期"秋空と彼岸花"が似合う季節でもあります。今回は、そんな秋を求め里山を訪れました。目の前には"はざかけ"稲刈りも順調のようです。

彼岸花というと・・・以前は愛知県半田市の矢勝川周辺を訪れていました。コロナ過の中、そんな事を考えつつ、里へと続く道を歩いていると道路沿いに彼岸花が咲いていました。まさに自然のタイミングは絶妙です。その先には白い彼岸花が満開状態でした。

道路沿いの奥には小型の耕うん機が停められていました。周辺は、みかん畑が並ぶ所で米作農家のようにトラクターの入らないような狭い所です。私達が子供の頃には良く目にした働きものの機械でもあります。みかん畑もチェック!! いよいよ収穫間近です。

山の麓を歩いていると曇り空から突然、霧雨が落ちて来ました。そんな中周辺では農家の皆さんが道沿いの草刈りを行っていました。ただ、鹿島神社周辺の彼岸花は残されていました。（粋な計らいデス）帰り道、雨上がりの里山風景に癒される一時でした。
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トンボの道案内・里山散策

農道を進むと私の前をトンボ達が道案内をするように飛んでいました。前線の影響で雨が続きましたが、気象予報によると「ススキ梅雨」とも言われるようです。雲が多いながも、つかの間の日差しは真夏のような湿気を含んでいないため心地良い程でした。

初秋と言う事もあって、里山では"実るほど頭が下がる稲穂かな"という言葉の状態になっていました。いよいよ収穫の時期を迎えますねぇー!!と思いつつ道を先に進むと、既に刈取りの済んでいる所もありました。刈取り後の水田は、まるでアートのようでした。

里山の小高い所に八幡神社があります。以前は森に包まれた神社の様になっていましたが、地域の人達によって間伐が行われ日差しが注ぐようになりました。秋と言えは"秋祭り"今年はどのような形で行われるのか、狛犬もコロナの影響が心配そうでした。

農業用水路を超えた所に、みかん畑がありました。夏の暑さと日差しに恵まれ、今ではゴルフボールを超える大きさに成長していました。帰り道、道路沿いにススキが風に揺れていました。レンズ越しに見える里山の風景は、訪れる季節を感じさせてくれました。
～終わり。。。