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蘇る興福寺中金堂・奈良 [奈良県を散策]

猿沢池碑.jpg
10月の事でした「興福寺の中金堂が落慶を迎え一般公開される」というニュースがテレビで流れていました。当初は混雑すると思い少々期間を取り訪れることを考えていました。訪れた当日は高めの気温、猿沢池の亀くん達も甲羅干し状態でした。
興福寺内.jpg新中金堂.jpg
カメラマン泣かせの五重塔でございます。昼に訪れると逆光の域に入ってしまいますので斜めから狙う事にしました。そしてお目当ての中金堂です。そもそも伽藍の中心的な建物で、300年ぶりの復興になるようです。拝観料は500円になります!!
東大寺内.jpg八角灯籠.jpg
東大寺を目指し奈良公園内を歩きます。何となく外国人の観光客が多い事に気付きます。英語圏方々ですので静かでした!! 寺院内で甲高い声を上げたり、自撮り棒は気になりますからネ。大仏殿前の八角灯籠も外国の方々は興味津々でした。
法華堂東.jpg若草山鹿.jpg
石段を登り二月堂を目指します。階段を上ると涼しい風が歓迎してくれました。法華堂は前回訪れた時のスポットより1枚。ふと、鹿を撮っていない事に気付きました。若草山周辺で寛ぐ群れの中に、私に近付いて来る美人を発見しました。
~終わり。。。
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自然のパレット・奈良公園 [奈良県を散策]

猿沢池.jpg
近鉄奈良駅を東へと向かいます。奈良の街というのは京都と同じように盆地であるせいか通りには起伏があります。猿沢池までの道は幾分上り道となっています。周囲では穏やかな日中を過ごす人々で賑わっていました。対岸が五重の塔を狙います。 
鹿.jpg青紅葉.jpg
広々とした公園内では主である鹿たちがのんびりと過ごしていました。子鹿たちは柵の中で、慣れた鹿たちは観光客が手にする"鹿せんべい"が目当てです。東大寺から鐘楼へ向かう石段の上には、季節ならではの鮮やかな青紅葉が輝いていました。
二月堂.jpg法華堂.jpg
春を告げる"お水取り"で有名な二月堂です。石段を上ると奈良公園周辺を見る事が出来ます。風景を眺めていると心地良い風が吹いて来ました。そんな時間も散策の褒美かもしれません。法華堂は以前のように池の手前から引き気味に撮りました。
灯籠.jpg藤.jpg
東大寺周辺から若草山の手前の道を歩き春日大社を目指します。多くの灯籠には苔が自生し、まるで自然の一部のように感じられます。帰路、興福寺の南円堂を訪れました。見上げると青空に朱色と藤色が自然のパレットに配色されているようでした。
~終わり。。。

夏から秋へ!!・奈良公園 [奈良県を散策]

猿沢池.jpg
「暑さ寒さも彼岸まで・・・」とか「今年は台風が少ない!!」とか、色々と先が読めない秋の日々でございます。私自身、寒いのよりは少々暑い方が好みですので外出や散策の面では助かっている限りですけど~。今回は、奈良へと出掛けて来ました。
大仏殿.jpg灯籠.jpg
近鉄奈良駅から土産物街を抜け猿沢池へ、ここでの絶好のポイントでの写真はどうしても残しておきたい一枚です。そして中国の観光客の皆さんで賑わう東大寺へ、大仏殿の大きさに感動し、加えて八角灯籠は1,200年この場に在るとの事です。
二月堂.jpg若草山.jpg
大仏殿の東へ、石段を登り"お水取り"で有名な二月堂にやって来ました。急な石段がありますが堂からの眺めは一見の価値があります。若草山の麓を通り、春日大社を目指します。途中、立ち止まると~寄ってくる鹿くんたちを写真に収めました。
茶店.jpg参道.jpg
広々とした春日大社の森へ、入口に茅葺の茶店がありました。幾度となく訪れている奈良公園ですが、このような伝統的な家屋は外国の方々にも大人気のようです。人々が参道から社殿へと赴く時とは神前での願い事も駆け巡る時でもあります。
~終わり。。。

にわか雨の中で・法隆寺 [奈良県を散策]

受付口.jpg
正月、NHKの放送で法隆寺についての番組が放送されていました。詳しいナレーションをしていたのが南海キャンディーズのお二人です。何時の間にか番組を見入ってしまった私でした。そんな事を思い出しつつ今回は春爛漫?の法隆寺を訪れました。
五重塔.jpg回廊.jpg
松林の参道を進むと南大門が見えて来ました。ここからの西院伽藍の風景は・・・「なんじゃこりゃ!!」でした。調べによると、中門は修理中で復元は平成30年とのことでした。それでも五重塔や回廊のエンタシス柱は法隆寺に訪れて出会えるものです。
大講堂.jpg桜開花.jpg
正面には大講堂、以前に訪れた時も桜の花が咲いていました。今回も運良く出会えることができました。週末にはいよいよ満開の時期を迎えることでしょう。本来ならばその時期に訪れたいものですが難しいですね。何時の間にか空からポツリ・ポツリ!!
参道.jpg夢殿.jpg
天気予報では「場所によって雨の降る所もあるでしょう。。。」でした。見事に訪れた法隆寺界隈がその場所でした。雨でも夢違観音、百済観音を拝観し、夢殿も写真に収めることができ、JR法隆寺駅を目指す頃には徐々に青空が広がり始めていました。
~終わり。。。

願いの数だけ・奈良公園 [奈良県を散策]

猿沢池.jpg
先月末に休暇を利用して奈良へと出掛けて来ました。当日は冬晴れの中、吹く風も少なく穏やかな一日でした。以前訪れた際、猿沢池では浄化工事が行われていました。その影響もあるのかもしれません、水面に写る興福寺の五重塔は絶品の出来栄えでした。
鏡池.jpg大仏殿.jpg
冬のこの時期としては観光客が多いような気がします。通り過ぎる観光客からの会話は中国語です。さてさて東大寺の拝観受付で「外人さんばかりですね」と私が尋ねると「あれ、日本人さんですね、安心しましたわぁ~」という言葉が返ってくる程の状態でした。
二月堂.jpg法華堂.jpg
二月堂は三月に行われる「お水取り」で有名ですが、長い石段を登ると絶景を楽しむことが出来ます。手前には東大寺、遠くには奈良市外が一望です。法華堂は俗に天平と鎌倉文化が融合された建物と言われています。今回は池の方向から撮ってみました。
南門.jpg燈籠.jpg
若草山沿いを歩いていると暖かい日差しの中、群れで鹿たちがのんびりと休んでいました。そして吸い込まれるように春日大社の森へ・・・参拝を済ませ参道を歩いていると数多くの燈籠を目にします。それはまるで人々の願いの数だけあるような気がしました。
~終わり。。。

春の一日・奈良公園 [奈良県を散策]

猿沢池.jpg
今年の春は日照時間が記録的に少ないようです。そんな中でも休暇を取って訪れた奈良公園は天候に恵まれた事もあって多くの観光客で賑わっていました。近鉄奈良駅から猿沢池へ、撮影を試みると歌碑の上に突然鳩が登場し記念の一枚となりました。
南大門.jpg燈籠.jpg
興福寺界隈を抜けて一路、東大寺を目指します。南大門付近では「鹿せんべい」を売る店の周辺に鹿の集団がいました。この付近の鹿はかなり人に慣れています。東大寺では大仏殿の前の国宝「金銅八角燈籠」に描かれている四人の菩薩様も必見です。
参道.jpg南門.jpg
大仏殿を後に二月堂、法華堂を周り、春日大社へと向かいました。参道は森に包まれていで、この周辺には割りと大人しい鹿たちの姿を目にします。訪れた人達が気付くのが参道に並ぶ燈籠の多いことだと思います。調べによるとその数は2000基だそうです。
三秀亭.jpg後園.jpg
県庁方面への帰路の途中にあるのが「依水園」です。私も数年前に存在をテレビで知って以来、訪れるのは2回目です。庭園の池に浮かぶような佇まいの三秀亭の姿は和を感じさせてくれます。遠くに見える若草山も新緑の季節を迎えようとしていました。
~終わり。。。

春への扉・奈良 [奈良県を散策]

猿沢池.jpg
3月に春を告げる行事といえば奈良・東大寺二月堂のお水取りですね。ちょうど休みが取れたので、その春の行事が行われる前の奈良公園を散策して来ました。現地でいきなり驚いたのは水の無い猿沢池、聞く所によるとミドリガメの駆除との事でした。
標識.jpg鹿くん.jpg
奈良公園では標識も土地ならではです~「鹿の飛び出し・注意!!」シーズンになれば鹿の数以上に観光客が訪れる場所ですから私達もマナーを守りたいものです。柵の中にいた鹿を見ていたら寄って来てくれました。(鹿せんべいは持ってないですヨ~!!)
燈籠.jpg二月堂.jpg
東大寺までやって来ました。世界一の木造建築の大仏殿は立派な造りです。そして大仏様へと誰もが歩いて行くのですが、回廊の国宝「金銅八角燈籠」も必見です。二月堂はお水取り前の準備が進んでいました。夜には松明の灯りが輝く事でしょう。
南門.jpg回廊.jpg
道を隔てて春日大社へ・・・社殿の周囲は工事が行われていたようです。近くにいた中学生が「どうやって拝の??」修学旅行も勉強のひとつです。そして、土産は山崎屋さんの奈良漬です。春日大社の祠の残雪のことを聞くと、奈良市内も多くの雪が降ったようでした。雪解け、そしてお水取り、奈良の街が春の扉を開ける時期でした。あをによし!!
~終わり。。。

飛鳥から現代へ [奈良県を散策]

東大門.jpg
〔斑鳩町・法隆寺への旅〕
法隆寺の参拝順路は西院伽藍⇒大宝蔵院⇒東院伽藍の順になっています。金堂には釈迦三尊像、大宝蔵院では玉虫厨子、百済観音像を拝観し休憩所でお茶(無料)を頂き東大門へと向いました。門からは既に「夢殿」が見えています。何とも絵になる風景・・・奈良時代へと!!
夢殿通り.jpg夢殿.jpg
東大門を通ると、まさに夢殿通りです。当時は手に笏を持った仏徒たちが歩いていたのでしょうね~。そして夢殿に到着です。正八角形の建物が特徴的で聖徳太子の宮殿の跡に建てられた建物のようです。残念ながら夢殿内には入れませんが多くの仏像が安置されていました。
無人販売.jpg豆腐ミルク.jpg
さて法隆寺拝観後は色々と寄り道です。近くにあった野菜の無人販売コーナーは「これぞ!!奈良」という店構えです。手作り感のある柿くん(鐘が鳴るなり~)。甘味も有りましたよ~!!法隆寺前の土産店で見つけた「豆腐ミルク」ほんのりした、もちもち感が癖になりそうな味ですね!!
興福寺.jpg奈良鹿.jpg
列車の待ち時間、ちょっと猿沢池を散策です。興福寺の五重塔を撮るベストなスポットもこの時期は緑が若干多いようです。五重塔に近付いた所で・・・主の奈良鹿くんです。記念にパチリ!! 土産はいつものように奈良漬を買って近鉄列車に飛び乗りました。 「あ~鹿男あおによし!!」
~終わり。。。

飛鳥時代へ・・・!! [奈良県を散策]

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〔斑鳩町・法隆寺への旅〕
JR奈良駅から10分で法隆寺駅に到着しました。過去を振り返ってみると駅舎は随分綺麗になっていて、線路を渡ることなく法隆寺方面に行けるようにもなっています。さて、整備された駅前の地図をしっかりチエックです。(以前訪れた時に、ちょっと迷ったものですから~!!)
法隆寺前.jpg南大門より.jpg
歩いて15分程で法隆寺に到着です。蒸し暑い状態で、到着する頃には徐々に曇り空が広がって来ていました。少々残念な気持ちもありますが、南大門へと道を進めます。門をくぐると、これぞ法隆寺!!という西院伽藍の景色が広がっていました。飛鳥時代への散策が始まります。
金堂.jpg五重塔.jpg
拝観する頃には今でも泣きそうな天気になっていました。(う~ん、良い写真が撮れませんねぇ~!!)ただ、法隆寺の金堂と五重塔を含め国宝の文化財は何時見ても素晴らしいですね。・・・と言いつつも小雨がパラパラ降ってきて(困ったものです!!)しばし我慢の晴れ男なのでした。。。
エンタシス柱.jpg大講堂.jpg
回廊を支えるエンタシスの柱は曲線が何とも良いですね。柱も修復の跡が見られます。法隆寺の修復を手掛けた西岡常一さんのことが思い出されました。そして大講堂です。若葉が綺麗ですが、桜の咲く頃の法隆寺はさらに綺麗です。雨上がり、東院伽藍(夢殿)を目指します。
~つづく~

「坂」東大寺・鐘楼 [奈良県を散策]

東大寺・石段.jpg
〔参道の坂へと。。。〕
東大寺を過ぎて奥のゆるやかな石段を上ります。すると、徐々に鐘楼が大きく見えて来ました。
やや日陰になっている石段は歴史を感じ、奈良公園の四季折々の風景に溶け込むようです。

その先には二月堂、法華堂があり、通じるこの坂はまさに修行僧たちが上る石段でもあります。
四季の自然を体で感じ修行を行う彼等の姿を天平の頃より見続けた坂なのかもしれません。
~終わり。。。
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