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梅花藻の囁き・醒ケ井宿 [滋賀県を散策]

醒ケ井駅.jpg
梅雨前には水不足が懸念されていた東海地方でしたが、いざ梅雨入りとなれば日照不足で作物に影響が出るほどの状況でした。長い梅雨が明ければ、今度は軒並み高温注意報が毎日のように発令される有様です。涼を求めて醒ケ井を訪れました。
地蔵川①.jpg地蔵川②.jpg
中山道の宿場である醒ケ井宿は清流の里として有名です。訪れた当日も、熱い中でしたが観光客で賑わっていました。地蔵川の石段を下り水をチェックです。澱みの無い水が勢いよく流れていて、触れてみると思わず「冷たい~!!」と叫んでしまいました。
多々美家.jpg居醒の清水.jpg
周辺は今でも中山道であった事が伺えます。通りには日本料理や醤油店などがありました。江戸時代の頃には、これらに加え多くの宿が軒を連ねていたのだと思います。そして、平成名水百選に選ばれた「居醒の清水」湧水が勢いよく流れていました。
梅花藻.jpg
梅花藻は、冷涼で流れのある清流中に生育するとの事。そう考えると地蔵川を流れる水がどれだけ大切なのかが判ります。まさに流域の自然が創り上げた作品のように思えます。それらを維持しなければなりません~梅花藻が囁いているようでした。
~終わり。。。
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揺れる梅花藻・醒ケ井宿 [滋賀県を散策]

駅看板.jpg
訪れる列車の中で思うこと「大切な水は、その状況によっては水害を~」なんですね。場合によって水害の部分は、地球温暖化の影響を考えると私達へ警鐘を促しているのかもしれません。改めて"大切な水"です。今回は滋賀県の醒ケ井の散策です。 
旧学校.jpg郵便局.jpg
駅を下りて地蔵川へと向かう街は、子供の頃の"昭和"を感じます。賑やかな蝉の鳴き声の中、最初に目にした松尾寺は小学校の玄関を移築したものだそうです。そして丸い郵便ポストのある郵便局、現在は醒ケ井宿資料館として利用されています。
地蔵川.jpg梅花藻.jpg
お目当ての地蔵川に到着です。ちょうど観光シーズンという事もあって周囲はツアーの皆さんで賑わっていました。その中に紛れての私はかなり若手のようでした!! これぞ"水の都"周囲はマイナスイオンに満たされ、揺れる梅花藻に心が癒されます。
醤油店.jpg食事処.jpg
ご当地は、中山道・醒ケ井宿でございます。街道沿いの醤油店は歴史を感じる佇まいの中、甘味処も兼ねていて商売繁盛していました。そして料理店前の石灯籠は歴史を感じます。水を、そして宿場町を守り続ける醒ケ井の皆さんに"あっぱれ"です。
~終わり。。。
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水辺の梅花藻・醒ケ井宿 [滋賀県を散策]

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梅花藻の状況を確認して、いざ出発進行デス!! 目覚める頃には蝉の合唱が賑やかな昨今、それにも増して訪れた日は「熱い~!!」と叫びたくなる日中でありました。やはり梅花藻の開花時期です。JR醒ケ井駅には数台の観光バスが停まっていました。
郵便局.jpg地蔵川.jpg
何時ものように地蔵川を目指します。歩行者が往来する道が整備されていました。(毎年訪れると、こんな事も気付きます!!)通りの中ほどには、モダンな洋館(旧醒ケ井郵便局)があります。路地裏から地蔵川をチェック!!澄んだ湧水は「冷たい!!」の一言でした。
水車.jpg梅花藻.jpg
地蔵川沿いは、まるで日本の原風景のようです。川を流れる水の音、周囲は緑に覆われ、手作りの水車が音を刻むように回っていました。その先には自生する梅花藻が小さな花を咲かせていました。これがマイナスイオンに包まれた世界なのでしょう!!
醤油店.jpg旅館.jpg
地蔵川沿いは中山道として交通の要所でもありました。醒ケ井宿を思わせる醤油店の店先で休憩する人達、大きな石灯籠のある旅館・・・宿場を起点に京、北陸、そして江戸へと訪れた人々を、水辺の梅花藻は揺れながら見送ったのかもしれませんね。
~終わり。。。

レトロな街並み・長浜 [滋賀県を散策]

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JR米原駅から北陸本線に乗り換えて長浜へ、列車を下りると前を歩くサラリーマン風の彼曰く「列車のドアを手動で開ける習慣が無くて・・・」それもそのはず北陸本線は停車駅ごとにドアは手動開閉なんです。さてさて、一路「豊公園」を目指します。
天守閣.jpg琵琶湖.jpg
公園内を抜けると長浜城(長浜城歴史博物館)があります。熊本城の復興も脳裏に浮かびました。安土桃山時代の城郭を模して復元された天守からは琵琶湖が一望できる、まさに絶景スポットでもあります。その先には広々と琵琶湖が広がっています。
旧校舎.jpg北国道.jpg
折り返すように長浜の街を散策です。目の前には旧開知学校の洋館が見えて来ました。これも長浜の貴重な財産のひとつだと思います。通りを左に進むと北国街道になります。こちらの通りは古い木造家屋が目立ち"江戸時代の街道"を感じます。
商店街.jpg米川沿.jpg
周辺は「黒壁スクエア」と言われる界隈です。大手門通りの交差点には黒壁ガラス館があります。周囲は歩行者天国となり往来する観光客の中には団体客なども含まれていました。優しい風鈴の音色の中、街を流れる米川の運河に涼を感じました。
~終わり。。。

居醒の清水・醒ケ井宿 [滋賀県を散策]

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JR醒ケ井駅を下車すると目の前には観光バスが2台程停められていました。中からはツアー客の御老人たちが・・・日本の原風景を思わせる醒ケ井宿も梅花藻の花が咲く頃には人気が集中するようです。私が最初に訪れた頃は静かでしたけどね!!
地蔵川.jpg水車.jpg
幾度となくこの時期に訪れている醒ケ井も地蔵川の辺へ訪れると"癒されます"何故かそこだけ空気が違うような、これぞマイナスイオンというものなのかもしれません。水面を覗くと一点の澱みもない地蔵川は地域の人達と自然との合作なのでしょう。
梅花藻.jpg川岸.jpg
川べりには、皆さんお目当ての梅花藻の花が咲いていました。ここでは多くの観光客が花をバックに記念撮影です。周囲は地元の人達の生活も垣間見ることが出来ます。川へ通じる石段の近くに花が育っていました。何となく良い漢字の被写体です。
清水.jpg料理屋.jpg
川沿いを上ると神社があり、その麓の川沿いに湧水「居醒の清水」があります。覗くと綺麗な湧水が溢れていました。醒ケ井は古くは中山道の宿場町でもあります。川沿いには料理旅館や民芸店なども点在していました。一服後、長浜を目指しました。
・・・つづく

歴史を物語る町・長浜 [滋賀県を散策]

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毎年訪れている醒ヶ井と長浜は、私自身のこの時期の散策コースでもあります。長浜駅を下車し駅前を豊公園へ、程なく見えてくるのが長浜城(長浜城歴史博物館)です。琵琶湖の湖畔に建てられた城からの眺めは絶景でしょう。秀吉、一豊公ゆかりの城です。
湖畔.jpg洋館.jpg
天守閣の目の前に広がる琵琶湖の湖畔にやって来ました。この広さは、まるで海のようです。浜名湖では若干海の香りがするのが、それが琵琶湖との違いでもあります。湖畔で寛いだ後は長浜の街中へ、古い洋館(旧開知学校)は長浜の歴史を感じます。
街道.jpg昆布.jpg
道しるべには「北国街道」と書かれていました。北陸へと繋がる道です。周辺は歴史の舞台にもなった所で、賤ヶ岳の戦いや戦国武将「柴田勝家」などの名前も浮かんで来ます。さらに日本海からは海の幸も運ばれ、街道沿いには様々な店が並んでいました。
うどん.jpg運河.jpg
北国街道を先へ、黒壁スクエアが見えて来ました。ここ大手門通りも観光客には人気のスポットで賑わっていました。通りに面した店は懐かしさを感じる昔ながらの佇まいになっていました。そして街中を流れる運河、風鈴の音色とともに涼しさを誘う風景でした。
~終わり。。。

湧くわく街道・醒ヶ井 [滋賀県を散策]

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夏というと水場の風景が心身をともに癒してくれます。今年も清流の里(湧水の街)、岐阜県の醒ヶ井宿に訪れました。私たち旅人にとっては毎年変わらない自然の姿に心地良さを感じます。実際には、そんな風景も私達が子供の頃には極々近くに有りました。
郵便局.jpg西瓜.jpg
JR醒ヶ井駅から東へ、町内の通りにレトロな洋館があります。以前は郵便局として使われていたようですが、今では資料館になっています。その先へと道を進むと水の音、澄んだ水の流れる地蔵川があります。木の橋の上から西瓜を吊るして冷やしていました。
梅花藻.jpg地蔵川.jpg
川岸のプランターでは清流に生息する梅花藻も綺麗な花を咲かせていました。実際に開花時期に川で咲く花を見ると感動的でしょうね。川岸では家族連れが記念写真を撮っていました。私達の子供の頃であったなら、網を持っていきなり水遊びだと思います。
中山道.jpg大正通.jpg
醒ヶ井宿は中山道の宿場であり江戸時代の五街道の要所でもあります。東は木曽路、そして西へ行くと草津温泉があります。地蔵川周辺には昔の面影を残す旅籠などが残されていました。「きれいな宿・醒ヶ井、ちょっとしたみんなの心で・・・」愛着を感じます。
~終わり。。。

元祖ゆるキャラ [滋賀県を散策]

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米原駅で東海道線に乗り換えて南下します。程なく目的地の彦根駅に到着しました。何年かぶりの彦根散策となりました。確か以前は晩秋の落ち葉が舞う頃に訪れたと思いますが、今回は曇り空の中蒸し暑さが感じられ水分補給も必要な状態でした。
山道.jpg琵琶湖.jpg
天守閣までの山道は長かった事が記憶にありましたが、ちよっと予想以上のように感じられました。周辺は整備が行き届いて時代劇のロケなどで使われる所です。国宝の天守閣の急な階段を登り、見渡す風景には琵琶湖と北陸方面の山々が見えました。
灯篭.jpg玄宮園.jpg
城内から黒門橋を渡り庭園「玄宮園」へとやって来ました。彦根城内を始め、ここ玄宮園も整備が行き届いています。落ち着いた雰囲気の庭園は紅葉の時期が見頃だそうです。後方には天守閣の姿・・・井伊家の殿様たちもこの風景を見ていたのでしょうね。
彦にゃん①.jpg彦にゃん②.jpg
そしてお待ちかね元祖ゆるキャラ「ひこにゃん」の登場です。博物館(表御殿)前では見物のお客さんで賑わっていました。中には外国の人達も~です。登場後は"ゆる~いパフォーマンス"を見せてくれました。訪れた人達の満面の笑み、さすがひこにゃんです!!
~終わり。。。

醒ヶ井湧くわく [滋賀県を散策]

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今年の醒ヶ井散策は少々遅れた日程となりました。その原因は何と言っても「夏の天候不順」にあります。こちら中部地方でも天気予報で「何処で雨が降っても不思議ではない」とか「外出には傘をお持ちください」と言っていました。曇り空の中、醒ヶ井駅を出発です。
郵便局.jpgラムネ.jpg
地蔵川へと向かう街中には明治期の尋常小学校や大正時代に建てられた洋館・旧醒井郵便局が残されています。そんな空間は「この街に訪れた!!」という情緒を味わう気持ちにさせてくれます。その先の川辺では箱一杯に詰められたラムネが冷やされていました。
十王水.jpg地蔵川.jpg
そして地蔵川に到着です。ここからが「癒しの水空間 醒井宿」と言われるスポットです。橋を渡ると水路に灯篭が「十王」、この周辺から「十王水」の湧水が流れています。川沿いの道を東へと進むと透明な川の流れに梅花藻が揺れていました。花は少なめでした。
梅花藻.jpg中仙道.jpg
梅花藻の花の満開時期からは遅れ気味でしたが、容器の中で咲く小さな花を見る事ができました。変わらぬ清水に花たちも喜んでいるようでした。周辺は地元の人達にとっては大切な生活空間です。川の環境が今後も保全されるように願いたいものです・・・。さてさて、癒しの水空間を十分に堪能し、醒ヶ井→米原から○○城を目指します。ニャン!!
~つづく~

湖岸の町・長浜 [滋賀県を散策]

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〔水辺の街へ・滋賀県〕
JR米原駅から北陸本線に乗り換えて車窓から琵琶湖が見えて来ました。・・・その時を待たずに長浜に到着しました。まさにこの街は秀吉の街と言っても良いでしょう。駅から西へ豊公園内を歩いて長浜城(長浜歴史資料館)を目指します。見事な天守閣てす~!!
湖岸.jpg琵琶湖.jpg
天守閣を過ぎて松林の先には大きな石灯籠がありました。まさに「助さんや!! 格さんや!!」なんて言う水戸黄門の姿が浮かびます。ひょっとしてロケ地に使われているような情緒ある風景です。琵琶湖といえば、この時期に行われる鳥人間コンテストでも有名です。
洋館.jpg旧街道.jpg
長浜駅に戻り東方面、商店街の散策に向かいました。交差点の角に三階建ての洋館がありました。明治の小学校(旧開知小学校)のようです。今でも大切に使われているようです。北国街道付近の店には行列が出来ていました。"おぼろ昆布"名物なのかな?
大手門通.jpg運河.jpg
黒壁スクエア周辺にやって来ました。多くの観光客が通りを歩いて行きました。通りには黒壁ガラス館、アーケードの入口には豪華な装飾も施されていました。音楽が流れる通りの中ほどに運河でしょうか川も流れていました。レトロ感たっぷりの長浜散策でした。
~終わり。。。
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