駅と機関車・天竜二俣➁

祭の賑わいの中に山車の装飾の美しさが際立っていました。伝統を守り続けている天竜二俣地区に"あっぱれ!!"です。天竜二俣駅を目指す道先、二俣川に立ち寄りました。当日は残暑を感じる状況でした川沿いで水遊びをする家族の姿もありました。　

対岸の山の斜面には多くの墓石が見られました。曹洞宗の寺院、東谷山・栄林寺です。山門や鐘楼が整備されている所、多くの檀家を抱えているのだと思われます。ここで出会いたいのが地蔵様です。訪れる度に可愛らしさにお参りも欠かせません。

駅前の機関車公園では、かつて二俣線で活躍したＣ５８（シゴハチ）が展示されていました。調べてみると1946年に汽車会社が製造したものです。まさに戦後の復興を支えた機関車とも言えるでしょう。操作室内は機関車の歴史や重量感が蘇ります。

天竜二俣駅です。転車台も有る事から旧二俣線時代には重要な駅としての役割を担っていたのだと思います。山間の駅の景色は今も昔のままのような懐かしさを感じます。遠くに汽笛が聞こえました～下りの列車で新所原駅への帰路に着きました。
～終わり。。。