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宵山の街並み・京都祇園祭 [京都府を散策]

四条長刀鉾.jpg
各地で梅雨明けが発表され、いよいよ暑い夏が訪れています。と言うか・・・既に各地で最高気温を更新し、線状降水帯による豪雨も発生しています。まさに油断の出来ない最近の気象でもあります。そんな中、京都では久々の賑わいが戻りつつありました。
菊水鉾.jpg放下鉾.jpg
地下鉄から四条通の長刀鉾を目指します。周囲は何時も通りの混雑状態でした。そして人混みを避けるように烏丸通から函谷鉾、室町通の放下鉾、霰天神山、放下鉾、蟷螂山へと足を進めます。周辺は以前よりも海外の観光客が多いよう感じられました。
月鉾前方.jpg鉾内装飾.jpg
そして四条通下り方面です。郭巨山から月鉾へ、山鉾内部の拝観は別途料金となりますが、長い列が出来ていました。特に月鉾内部は円山応挙作の草花図が施されるなど"動く美術館"とも呼ばれています。新町通り周辺では多くの露店が並んでいました。
船鉾.jpg八坂神社.jpg
露店の先には船鉾がありました。特徴ある船の形、船首の想像上の鳥(げき)が輝いていました。周辺の混雑はピークを迎えつつありましたので、阪急電車で八坂神社へ、周辺で目立っていたのは浴衣姿の人達です。古都に宵山の夜が訪れ始めていました。
~終わり。。。
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静けさと賑わい・京都東山 [京都府を散策]

建仁寺北門.jpg
七条から川端通、そして鴨川沿いを北へと歩きます。暦の上では9月になると言うのに、訪れた京都では秋雨前線も中休み、蝉の鳴き声とともに暑い夏の日差しが再び訪れていました。コロナを横目に気にしながら、久々に訪れた目的地は禅寺・建仁寺でした。
風神雷神図.jpg法堂双龍図.jpg
8月の最終日という事で予想通り"静かな古都"といった感じの界隈でした。本坊入口にて受付、まずは風神雷神図屏風(俵屋宗達作)です。江戸時代の作品ですがこの勢いに圧倒されますネ。そして法堂の双龍図(2002年・小泉淳作画伯)が描かれています。
三連の庭.jpg〇△□乃庭.jpg
京都最古の禅寺である建仁寺、本坊中庭には潮音庭~三連の庭~があります。小書院に座り眺める青紅葉の景色は紅葉の時期の美しさを想像せてくれます。そして「〇△▢乃庭」、三つの図形は宇宙の根源的形態、禅宗思想を象徴したものと言われます。
祇園巽橋.jpg四条南座.jpg
建仁寺を後に周辺の散策、途中で十分な休憩を取りつつ「祇園巽橋」へ、運良く周辺に観光客の姿も疎らでした。そして四条の「南座」では九月公演も始まりつつありました。秋に向けて、京都の町も人々の心の中にも賑わいが戻ることを願う道すがらでした。
~終わり。。。
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静かなる空間で・京都散策 [京都府を散策]

京都南座.jpg
毎年の事なのですが新年、特に1月の1ヶ月はアッという間に過ぎて行きます。何となく新年気分も抜け始めた頃に京都を訪れました。 地下鉄と阪急電鉄を乗り継ぎ河原町駅から祇園へ、南座が見えて来ました。~これぞ京都!!と言う感じの建物です。
八坂神社.jpg御影堂.jpg
訪れた時には混雑もなく、のんびりと散策が出来ました。年の初めは多くの人で賑わった八坂神社も程々の人の数です。冬景色の岡崎公園を抜けて知恩院へと、修理の終えた御影堂は今年の4月に落慶法要が行なわれるとの事です。今は静かです。
大鳥居.jpg平安神宮.jpg
岡崎道を歩き大鳥居が見えて来ました。朱色の鮮やかな鳥居、京都の町も平安時代に遡れば各地で、この朱色が街を彩っていたのかもしれませんね。美術館を横目にして平安神宮へ、創建は明治時代で平安遷都1100年を記念しての事だそうです。
大徳寺.jpg瑞峯院.jpg
訪れる数日前、テレビ番組で「心をリセット・・・」と言う話題が放送されていました。ふと思いついたのは「枯山水」です。"冬の特別公開"も重ねて大徳寺を訪れました。目の前にはお目当ての禅の世界、静かな空間の中・・・時だけが刻まれていました。
~終わり。。。
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静かな街風景・東山散策 [京都府を散策]

豊国神社.jpg
朝晩の涼しさと、早まる日没に秋を感じるこの頃でございます。本来ですと、からっとした秋晴れの中での散策が絶好の季節なのですが、平年を上回る気温が続いています。という事で、暑さを感じつつ京都散策に出掛けて来ました。まずは豊国神社へ!!
唐門.jpg安井金毘羅.jpg
今回は東山の主要観光スポットを離れての"もう一つの京都"がテーマです。豊国神社の唐門は当時の豊臣家の繁栄を伝える豪華な造りでした。東大路沿いの、縁切りで知られている安井金毘羅は"縁切り縁結び碑"が修学旅行生で賑わっていました。
石塀小路①.jpg石塀小路②.jpg
高台寺前ねねの道から石塀小路を目指します。通常、多くの観光客は高台寺や岡崎公園を目指すのですが、石塀小路は京都らしい佇まいが今でも残っています。昔ながらの旅館や料亭が並び、時にはテレビドラマの撮影スポットにもなっています。
御影堂.jpg青紅葉.jpg
岡崎公園を抜けて知恩院にやって来ました。平成の大修理中の国宝「御影堂」は外観は終了し、来年の春に落慶法要が行われるようです。参拝を済ませ静かな境内から黒門を抜けると青紅葉を見つけました。季節は秋へ、移ろいを感じる瞬間でした。
~終わり。。。
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歴史と伝統・京都祇園祭 [京都府を散策]

長刀鉾.jpg
「雲切仁左衛門、水戸黄門、必殺仕事人・・・」やはり時代劇は良いですよね。特に見た後の爽快感は、一口目のビールのような雰囲気です。これも日本の生活の中、歴史と伝統から生まれて来たものでしょう。伝統ある祇園祭、今年も出掛けて来ました。
函谷鉾.jpg月鉾.jpg
宵山の町内は曇り空、ただ京都の夏ですから蒸し暑い状況にありました。何時もより訪れる見物客は少なめ、これも曜日の配置や翌日の山鉾巡行という事もあってのことだと思います。四条通では、まず始めに長刀鉾、次いで函谷鉾、月鉾をチェックです。
船鉾.jpg岩戸山.jpg
動く芸術作品でもある山鉾、船鉾は特に特徴ある名前の通り船の形をしています。飾られている装飾品も艶やかです。その先に足を進めると「岩戸山」がありました。山鉾の中では大きな物で、巡行する祭には40~50人で曳くようです。重量は8トン程!!
綾傘鉾.jpg飛天の図.jpg
綾傘鉾を訪れました。もともと山鉾の原型は傘鉾であったようです。月鉾の円山応挙の作品を始め、数々の山鉾の内装品には芸術作品が施されています。今回出会えた綾傘鉾の「飛天の図」改めて歴史と町衆の伝統を守り続ける心意気を感じました。
~終わり。。。
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平成桜散る頃・嵯峨嵐山 [京都府を散策]

渡月橋付近.jpg
「桜の時期に雪が降るなんて・・・」ちょっと信じられない今年の春でございます。まぁ~そのおかげと言いましょうか、三週に渡り花見が出来たのは嬉しい限りです。"散り始め"の情報を得て向かったのは嵯峨嵐山です。~春に訪れるのは久しぶりでした。 
天龍寺境内.jpg天龍寺塔頭.jpg
渡月橋周辺の桜は満開状態で、晴天に恵まれ木々の緑も鮮やかさを増していました。桂川に浮かぶ屋形船も絵になります。そして天龍寺へ、桜は木によっても異なりますが散り始め状態でした。皆さんが覗き込んでいる塔頭には見事な桜がありました。
二尊院総門.jpg清凉寺境内.jpg
多くの外国人観光客で混雑するのは竹林を経て野宮神社までです。その先からは静かな春の嵯峨野散策となります。二尊院を覗いてみましょう!!見事な新緑と桜ですヨ。何時もは鳥居本を目指すのですが、今回は右折し、桜咲く清凉寺を目指しました。
勅使門の桜.jpg堀の花筏.jpg
そして大覚寺へと足を進めてみると、境内では「いけばな展」が行われていました。勅使門付近の枝垂桜が、庭園の広さに旧嵯峨御所を感じさせてくれます。日差しの当たる堀に目を向けると花筏が出来ていました。季節の移ろいを感じる瞬間でした。
~終わり。。。
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静けさと水と緑と・京都 [京都府を散策]

退蔵院.jpg
猛烈な暑さと台風の時期も過ぎ季節の移り変わりを感じる時期となりました。ふと「今年の紅葉はどんな感じなのかなぁ?」と思うこの頃です。京都の猛暑も一段落、そんな日を選んで庭園に出掛けて来ました。まずは妙心寺の退蔵院からスタートです。 
余香苑①.jpg余香苑②.jpg
訪れた余香苑は静かでした。ただ水の流れる音が耳に入る程の環境に心身ともに落ち着いてしまいます。新緑の時期には池の周りを花が囲むように咲くのですが、訪れた環境もそのまま受け止め、今の状況を十分に楽しむことが出来ました。
等持院①.jpg等持院②.jpg
妙心寺を抜け細い路地を等持院へと訪れました。現在、耐震工事のためお堂関連は拝観を停止していますが庭園は見る事が出来ました。周囲にはガイドブックを片手に訪れる外国人観光客の姿がありました。禅寺という目的もあるのかもしれません。
出町柳①.jpg出町柳②.jpg
竜安寺へ向かう事も考えましたが混雑状況が目に浮かび、北野天満宮から上七軒を経て市バスで出町柳へ向かいました。賀茂大橋は鴨川と高野川の合流点でもあります。水の流れと風が清々しく、川縁からは子供達の歓声も聞こえていました。
~終わり。。。
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青紅葉の頃・嵯峨嵐山② [京都府を散策]

仁王門.jpg
鳥居本からの下りの道を歩き二尊院への交差点を直進します。少々歩くと目の前には清凉寺の本堂の屋根が見えて来ます。(意外と近い清凉寺なのです!!)回り込むように仁王門の通りへ普段は人力車が数台止まっているのですが当日は静かでした。
境内.jpg本堂.jpg
清凉寺⇒嵯峨釈迦堂の本尊である御釈迦様は国宝でございます。有名なのは五臓六腑が発見されたり、江戸などでの出開帳です⇔今で言うと出張のようなものでしょうか。各地の信者からは喜ばれたことでしょうね。早速、本堂でお参りでございます。
大覚寺.jpg中庭.jpg
訪れた当日は暑くもなく、寒くもない散策にはちょうど良い状況でした。そこで大覚寺まで足を延ばすことにしました。こちらは旧嵯峨御所として格式の高い寺院でもあります。整備された中庭は落ち着きます。(外国の皆さんには分かるのでしょうかネ!!)
護摩堂.jpg大沢池.jpg
大覚寺でのもう一つの楽しみは大沢池周辺の散策です。京都という事もあって、大沢池周辺では映画や時代劇のロケが行われています。周辺の道を歩いていると旅姿の黄門様の姿が浮かんでくるようです。日差しに水辺の新緑が眩しい一時でした。
~終わり。。。
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青紅葉の頃・嵯峨嵐山① [京都府を散策]

渡月橋.jpg
"何時かは訪れてみたい桜咲く京の町"なんて事を思いますが、現実的にはその時期の渋滞は凄まじく、桜よりも人間の数が多い?ほどに混雑をします。混雑を避けるべく、毎年のように訪れる新緑の時期、最近は多国籍軍の侵攻により影響有りです。 
屋形船.jpg天龍寺.jpg
まずは渡月橋界隈を散策します。この時期の嵐山は、夏に向けた日差しの眩しさに新緑が際立っています。いよいよ屋形船観光も始まりつつありました。嵐山駅に戻る様な形で天龍寺へ、気温の変化が激しいこの頃、軽装で散策する外国人もいました。
野宮神社.jpg嵯峨野.jpg
涼しさの感じる竹林の道を歩いていると、多くの観光客から色々な言葉が聞こえて来ます。落葉の敷き詰められた散策路の先に人力車が見えて来ました。目の前には"縁結び"で有名な野宮神社の鳥居が見えて来ました。記念写真で賑わっていました。
念仏寺.jpg鳥居本.jpg
海外からの皆さんは野宮神社で、日本の観光客は二尊院周辺で徐々に姿が減ります。ここからは鳥の囀りと青紅葉を鑑賞しながらの散策です。念仏寺の石段、茅葺の屋根が並ぶ鳥居本の景色~ここまで来なければ味わえない、古都の絶品です!!
・・・つづく。
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自然と優雅さ・平安神宮 [京都府を散策]

大鳥居.jpg
神宮道を歩き青蓮院まで訪れると、平安神宮の大鳥居が見えて来ます。そこから近いように見えて意外と遠い平安神宮であります。大鳥居周辺には美術館や図書館の建物が並び外国人観光客の皆さんが良く記念写真を撮られている姿を見ます。
応天門.jpg太極殿.jpg
全面歩道(参道と言った方が良いのかも~)となった神社前の道を応天門へと歩いて行きます。何やら和服の女性の集団・・・中国語を話していました。ザクザクと音のする玉砂利の境内、この広さが平安神宮らしさでもあります。太極殿にて参拝です。
臥龍橋.jpg栖鳳池.jpg
今回のお目当てでもある「神苑」へ向かいます。ここまで来ると賑やかな観光客は居なくなり、自然の京都を楽しめる瞬間が訪れます。そこには、時間や外的要因に惑わされない空間がありました。これこそがもう一つの平安神宮の姿でもあります。
尚美閣.jpg泰平閣.jpg
池と建物と自然との調和に・・・和を感じます。この景色は四季折々どの時期であっても訪れる人々を感動させてくれる優雅さがあります。泰平閣から水面を覗くと大きな鯉がのんびりと泳いでいました。そんな時間の使い方に贅沢さを感じる一時でした。
~終わり。。。
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