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頬を染めて・京都智積院 [京都府を散策]

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週末に連続で台風の影響を受けた日本列島・・・「秋晴れは~!!」なんと叫びたいこの頃です。久々に休暇を取って京都へ、晴れれば程々に暖かい日差しの中、行く先は修学旅行生などの影響を受けない神社仏閣や、自然を感じる庭園を目指しました。
木漏日.jpg講堂.jpg
京都駅から七条通を東大路まで歩きます。今回のお目当ての一つは真言宗の寺院である「智積院」です。まず金堂周辺を散策し、長谷川等伯で有名な障壁画のある収蔵庫を訪れ講堂へとやって来ました。一直線に注ぎ込む木漏れ日を写真に!!
庭園①.jpg庭園②.jpg
久々に訪れた庭園、池泉回遊式庭園と言われるものです。鮮やかさが極まるのは新緑の時期ですが、四季折々の姿がそこにはあります。訪れた時には水面が澱んでいました。これも台風の影響なのでしょうか・・・自然の一面なのかもしれません。
苔庭.jpg紅葉.jpg
神社仏閣をみていると、そこには自然に寄り添うような一体感を感じます。先人たちが大切に守って来た姿、境内の苔生す庭は整備されていました。その上を見上げると、ほんのりと頬を染めたような紅葉・・・京都は、彩の時期を迎えつつありました。
つづく~
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庭園の奥深さ・京都散策 [京都府を散策]

妙心寺.jpg
日差しの眩しい季節に雨・・・それは植物たちの成長に大切な時期とも言えるでしょう。この時期だからこそ京都の庭園も輝きの時を迎えていました。まずはJR花園駅を下車し妙心寺へ向かいます。そこでのお目当ては塔頭である退蔵院の庭園です。
枯山水.jpg余香苑.jpg
退蔵院は一般的な観光ルートには盛り込まれないと思います。訪れた際も観光客は疎らでした。入口から本堂へ、奥に枯山水の庭園(元信の庭)があります。そして順路に沿って余香苑へ、庭園の中程から瓢箪池へと流れる水の音が涼を誘います。
等持院.jpg庭園.jpg
京都らしい妙心寺の境内を抜けて一条通を東へ、信号のある交差点を北へ向かいます。細い路地を超えた所に京福電鉄の等持院駅が見えて来ました。等持院はひっそりとした住宅街にあります。足利家の菩提寺としての寺院は歴史遺産でもあります。
茶室.jpg注記.jpg
夢窓国師作と伝えられる庭園は、この時期鮮やかです。それも庭師の方々の日々の手入れによるものだと思います。こんな時「・・・・・・」言葉は要りません。廊下に触書きがありました。「廊下にはお座りにならないで下さい!!」 以前、洛北の蓮華寺を訪れた際に住職からの拝観時の作法を思い出しました。廊下は既に仏の領域、庭園は座敷から見るのが最も心地良いように造られているのだと言われていました。奥深いですね!!
~終わり。。。
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千客万来!!・京都祇園祭 [京都府を散策]

長刀鉾.jpg
毎年の事なのですが、祇園祭の時期の京都は茹だる様な暑さが続きます。(準備は確実に!!)そして16日の宵山は日曜日ともなれば、海外からの観光客を含め多くの人出となっていました。まずは山鉾巡行の先頭を行く「長刀鉾」のもとへ向かいました。 
胴掛け.jpg菊水鉾.jpg
長刀鉾へ~あまりの人の多さに歩道が大渋滞してし前に進むことが出来ません!!少々困ったと思いつつ、目の前を見上げると鮮やかな鉾が聳えていました。何時もは止まっての撮影は御法度なのですが、胴掛を激写です。その後一息ついて菊水鉾へ。
放下鉾.jpg船鉾.jpg
宵山を迎えた町内の山鉾は既に準備万端といった具合です。山鉾の周辺では町内の子供達が大きな声で「"ちまき"どうですかぁ~!!」と額に汗を滲ませながら売っていました。今回は、そんな放下鉾さんでパンフレットを頂きました。四条通より南へ、今回の山鉾巡行(前祭)では23台が巡行します。多くの山鉾の中でも船鉾は必見ですよ~!!
ヨーヨー.jpg露店.jpg
山鉾が並ぶ町内では軒を連ねて露店が並んでいました。そこには浴衣姿の家族連れを見かけます。~これぞ"夏祭り"ですね!! 多くの祭りには、それぞれの謂れがあると思います。千年以上も続く祇園祭が、今でも人々の笑顔を地域の活力を育んでいました。
~終わり。。。

時を駆け巡る・京都洛中 [京都府を散策]

唐門.jpg
地下鉄・烏丸御池駅を下車し西へと向かいます。見えて来たのが元離宮「二条城」です。団体客で混雑している駐車場から入城口を抜けて、修復工事の終えた唐門までやって来ました。豪華さに加え鮮やかな装飾は江戸・徳川幕府の繁栄が伺えます。 
御殿.jpg庭園.jpg
多くの城には天守閣がありますが、それらは城の威厳を示す象徴のようなものだそうです。実際に城主が政務や生活をしていた場所は本丸や二の丸で、二の丸御殿で有名なのが「大政奉還」が行われたことですね。庭園は小堀遠州作でございます。
晴明神社.jpg厄除桃.jpg
今回の散策ルートは洛中です。二条城を出て堀川通を上ります。途中の堀川商店街は懐かしい昭和の佇まいで散策でしか味わえない風景でした。二条城の江戸⇒昭和からタイムスリップ、平安時代へやって来ました。目の前には晴明神社です。魔除け、厄除けの果物である桃は光り輝いていました。桃太郎の昔話にも由来するそうです。
西陣.jpg機織機.jpg
さらに平安から室町へ、応仁の乱で知られる西陣はこの周辺で有名なのが「西陣織」です。以前は路地裏から織機の音が聞こえていました。西陣織会館では歴史や伝統を伺う事が出来ます。内部には販売店も併設され豪華な商品が並んでいました。
~終わり。。。

賑やかさの中での静けさ [京都府を散策]

八坂神社.jpg
暦の上で立春は過ぎてもまだまだ寒い日が続いています。そんな中、暖かそうな風の少ない日を選んで京都に出掛けて来ました。所謂、爆買いの中国人観光客は減ったものの和服で着飾った皆さんたちの殆どが中国から訪れた団体の観光客でした。
華頂山.jpgハート石.jpg
八坂神社、そして岡崎公園を散策して知恩院へ向かいます。華頂山・知恩院の三門は絵になる景色です。右手に伸びる緩やかな女坂を歩き、三門を超えた階段の8段目にハート石があります。歴史散策に加え、こんな宝探し的な感覚も散策の楽しみです。
青蓮院.jpg抹茶席.jpg
知恩院の黒門より青蓮院を目指します。見えて来ました!!青蓮院を守るように囲む樹齢800年とも言われる楠の大木群です。今回は久々に拝観させて頂きました。内部は人も少なく静かさを独り占めできました。抹茶席から庭園を眺めると・・・和みます!!
大鳥居.jpg本殿.jpg
青蓮院で寛いだ後、岡崎道の坂を下ると目の前には平安神宮の大鳥居が聳え立っています。海外からの観光客も珍しいようで、皆さん自撮りを楽しんでいました。神前での参拝~朱塗りの社、広い境内、砂利の音~平安神宮を体感し帰路に着きました。
~終わり。。。

自然の贈り物・宇治散策 [京都府を散策]

宇治橋.jpg
「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」、10円玉を見れば行きたくなる平等院~そして1万円札の裏面には鳳凰像が印刷されています。日頃より私達には馴染みのある宇治の平等院鳳凰堂であります。JR宇治駅を下車し北東方向へ宇治橋を目指します。
表参道.jpg屋形船.jpg
宇治といえば有名なのは「宇治茶」です。平等院への表参道ではほんのりお茶の香りが漂っていました。観光客の少な目の参道を奥へと進むと、宇治川沿いの屋形船の乗船場には団体さんが訪れていました。記念に屋形船に乗船!!という感じですね。
鳳凰堂.jpg阿字池.jpg
そして、世界遺産の平等院鳳凰堂へ2年前まで修復工事が行われ、現在では柱の朱色がより鮮やかになっています。皆さん正面から写真を撮られていましたが、阿字池に浮かぶ鳳凰堂の構図も一味という感じです。内部拝観は1時間待ちでした。
興聖寺.jpg琴坂.jpg
宇治川の対岸へ、川沿いを興聖寺へと向かいます。参道は紅葉の名所でもある「琴坂」です。ゆっくりと坂を進むことにしました、木々により光が遮られ時折、木漏れ日が坂を照らします。せせらぎの音、苔生す石垣~自然の贈り物に和む一時でした。
~終わり。。。

宵山の街景色へ・祇園祭 [京都府を散策]

長刀鉾.jpg
昨年は大雨の予報の中、散策中止を余儀なくされた京都・祇園祭でした。今年は曇り時々晴れの梅雨らしい空模様の中での宵山でした。地下鉄烏丸線・四条駅を下車し通りでは、祇園囃子の聞こえる中多くの観光客が訪れていました。さぁ出発デス!!
菊水鉾.jpg船鉾.jpg
まずは長刀鉾へ、四条通の一角にある鉾の周辺は賑わっていました。二年前に後祭が復活し宵山では前祭で巡行する山や鉾が飾られています。町内では、この時期山鉾を組み、装飾を駆使し祭りに備えます。各町内自慢の山鉾は豪華絢爛です。
西楼門.jpg境内.jpg
7月になると祇園祭が始まり、その中色々な行事が行われているようです。元来、八坂神社の祭であった祇園祭、訪れると多くの参拝客で賑わっていました。参道には多くの屋台が並び、本殿参拝は長蛇の列です。舞殿の神輿は輝いていました。
鴨川.jpgうさぎ.jpg
さてさて賑わう祭景色から一呼吸!! 鴨川では曇り空の中、程良い風が吹いていました。そんな中、川縁を散策する男女の姿(景色)が似合います。そして先斗町へ、夕暮れ前の界隈は準備に追われていました。街角のウサギさんも"おもてなし"です。
~終わり。。。

静かなる空間・京都散策 [京都府を散策]

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JR花園駅を下車し信号待ちをしていると私の隣に老夫婦がやって来ました。彼らは信号待ちをしている地元の中学生に妙心寺の行き方を訪ねていました。京都は各寺院の本山も多く様々な人たちが色々な想いを胸に訪れる町でもあると思います。
枯山水.jpg余香苑.jpg
初夏の時期訪れている妙心寺・退蔵院は最寄りの駅からも近く、街中の寺院としては本当に静かな場所です。枯山水「元信の庭」「陰陽の庭」を経て「余香苑」へ、静かです!!訪れた日は参拝客も少なく、しばしこの静けさを独り占めしてしまいました。
等持院.jpg庭園.jpg
妙心寺を後に一条通から路地へ、京福北野線の線路を超え等持院に到着です。ここでも数人の観光客が訪れていただけで、静けさの中で庭園をじっくり拝観する事が出来ました。足利将軍家の菩提所として知られている院内は見応え十分です。
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きぬかけの道から金閣寺を目指しましたが門周辺は外国人や修学旅行生で大渋滞していました。そこで予定変更デス!! 北大路通を東へ今宮神社を目指しました。予想通り境内は落ち着いた雰囲気でした。名物「あぶり餅」は・・・美味でござります!!
~終わり。。。

新緑に親しむ・嵯峨嵐山 [京都府を散策]

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紅葉の名所として名高い嵯峨嵐山ですが、それは四季折々に姿を変えて新緑の頃へと繋がっています。この時期があればこその紅葉の輝きとも言えるでしょう。JR嵯峨嵐山駅を下車し一路、桂川を目指します。周辺は中国語が聞こえ賑やかでした。
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大きく深呼吸!! この時期、緑に浄化された空気が何となく美味しく感じられます。中之島の公園から見上げる新緑、様々な色合いが味わい深いものになっています。賑わう嵐山を抜けて嵯峨野へ~野宮神社の鳥居の奥は光の演出で輝いていました。
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さすがに二尊院まで来ると中国の観光客の皆さんも少なくなって来ます。紅葉が鮮やかな二尊院の参道は時代劇やテレビドラマでのロケ地として有名です。この先、化野への道は坂道が続きます。時折、鶯の鳴き声が聞こえ味わうような散策です。
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毎年訪れている鳥居本ですが、良い天候に恵まれ日差しに踊るように新緑が鮮やかでした。加えて瓦葺きの家が列なる界隈は懐かしさも感じられます。帰り道、下り坂を歩いていると、まゆ村さんの店先の奥に小さな階段を見つけました。記念に一枚!!
~終わり。。。

穏やかな日々・京都東山 [京都府を散策]

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年末年始も過ぎて新年からの仕事も何時ものペースに戻り始めました。ここで一息!!毎年恒例となっている新年の京都散策・・・自然と寒さを予測した出立ちなのですが暖かさに驚かされる状態です。まずは七条通りを東へ三十三間堂(蓮華王院)を目指します。
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拝観料を払い内部へ~やはりこの時期でも外国人の参拝客は多いですね。三月を思わせる陽気に庭園と青空が良い感じでした。一路、東大路から清水道へ足を進め今回は"ちゃわん坂"から清水寺を目指しました。通りは混雑もなくのんびりと歩けました。
円山公園.jpgハート石.jpg
今回は天気も良く風の少ない穏やかな天気での散策でした。円山公園の中央に架けられている石橋が水面に写出されていました。そして知恩院で一休みです。その前に知恩院のハート石も要チェック!!場所は・・・女坂の山門から8段目の左側に有りますヨ。
大鳥居.jpgおみくじ.jpg
ここまで歩くと疲れが足に来ます。(⇔運動不足かも!!)岡崎道を上ると平安神宮の大鳥居が見えて来ました。やはりここでも中国のツアー客のみなさんが団体で訪れていました。ことしの運試し、そんな思いの込められたおみくじが青空に映える一日でした。
~終わり。。。
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